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小国郷糖尿病対策
チームブルー

​小国郷の医療施設と行政のスタッフ同士で、糖尿病に対する様々な活動をする多職種連携チームです。

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​チームの目的

目的はたった一つ。
「糖尿病を通じて、地域医療に資する」

キッチンバー

糖尿病とは?

すい臓から分泌されるインスリンというホルモンが不足し、様々な合併症を発症する生活習慣病です。

神経障害、網膜症、腎症が三大合併症と言われます。

​初期は自覚症状が乏しいため、日ごろから健診や血糖コントロールが重要です。

糖尿病で大切な事

3つの療養方法

三大合併症

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運動療法

有酸素運動をコツコツと、無理なく継続して運動しましょう。

食事療法

野菜中心でバランスよく、ヘルシーな食事を心がけましょう。

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薬剤師の手

薬物療法

運動療法と食事療法で足りないところをお薬で補います。

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神経障害

​神経が害されることで、感覚が分かりにくかったり痺れを感じたりします。

網膜症

​目の付近の血管が脆くなることで、視力に影響がでます。進行すると失明する恐れもあります。

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腎症

​腎臓は体内の老廃物を尿として排泄する器官です。腎臓が障害を受けることで老廃物が体内に滞る事になります。

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リーダーより

小国公立病院 検査科
有住 将尚

生活習慣の変化に伴い、糖尿病患者は増加傾向です。しかしながら、生活習慣病である糖尿病は「医療従事者からの医療サービス提供だけ」では限界があります。さらに小国郷(小国町と南小国町)を含む山間地域では都市部と比べて専門医療体制が乏しい現状があります。
そこで医療と行政がチームとして糖尿病へアプローチすることが効果的であると考えます。

詳細はこちら
開催予定のイベントはありません

活動履歴

チームの前身として

2017年

小国公立病院に所属する熊本地域糖尿病療養指導士と、小国町と南小国町と連携することで、お互いの活動の場を模索し、かつ地域住民の健康向上を図る事を目的に定期的な会合を始める。

オリジナル糖尿病パンフレット作成

2017年

活動の一環として、小国公立病院を受診する患者様向けの糖尿病パンフレットを作成する。そのパンフレットを用いて糖尿病教室(小国郷医療福祉あんしんネットワークの出前講座として)を開催することで地域での啓発活動をする。

熊本県糖尿病予防キャッチコピー

2018年9月

後にチームメンバーとなる小国公立病院・臨床検査技師の有住将尚が熊本県の糖尿病予防キャッチコピーに応募し、優秀賞を獲得する。

​​作品「糖尿病の予防薬、しっかり運動たっぷり野菜、処方できるのは貴方だけ」

医療マネジメント学会熊本支部にて学会発表

2019年3月

小国公立病院看護師・原山芳美メンバーが、チームで介入した症例にて、HbA1cが有意差をもって改善した結果を発表。

小国郷糖尿病対策チームブルー発足

2019年6月

正式にチーム名が決定する。同時期に統一デザインのユニフォーム作成し、活動時に使用し始める。

「ふくし夏祭り」にて無料血糖測定会

2019年8月

日頃糖尿病に触れる機会が少ない世代をターゲットに、小国郷で開催される「ふくし夏祭り」にて無料血糖測定会を実施し、糖尿病の啓発活動をする。

世界糖尿病デー ウォーキングイベント

2019年11月

世界糖尿病デーにちなんで、ウォーキングイベントを開催する。小国町の道の駅「ゆうステーション」から千円札肖像画採用の北里柴三郎ゆかりの「北里柴三郎記念館」までウォーキングし、前後の血糖値変化を測定する。2020年度の住民参加型を目指す。(※Covid19の影響で叶わず)

感染症への対応

2020年

​Covid-19の影響で、これまで通りの活動が難しい状況になる。

地元ケーブルTVで検診受診勧奨

2020年7月

感染症を恐れるあまり、住民健診を控えることが懸念された。糖尿病の早期発見の妨げになる可能性を危惧して、感染症への正しい知識と対策を地元ケーブルTVにて周知する。コミカルな寸劇をいれることで、より親しみやすいような番組を制作した。

​世界糖尿病デー ケーブルTV番組作成

2020年11月

住民参加型ウォーキングイベントを予定していたが、Covid19の影響を考慮して、地元ケーブルTVにて糖尿病啓発番組を作成。糖尿病とCovid19の重症化と感染率を今回もコミカルな寸劇と室内運動を一緒にお知らせする。

ホームページ・FACEBOOK 開設

2021年5月

当チームのホームページとFACEBOOKの運用開始する。

インスリン使用状況調査

2021年5月

きよらのさと薬局薬剤師・佐藤大樹メンバーによるインスリン使用状況調査。
注射手技等の説明は初回のみなので、それ以降の使用状況をアンケート調査した結果、概ねの患者様では正しく使用されている事が確認された。しかしながら、一部の患者様においては誤ったタイミングでの使用が散見された為、薬剤に対しての判断材料に活用する。

医療機関向け糖尿病情報誌「Blauw(ブラウ)」

2021年7月

ニプロ株式会社様発行の医療機関向け糖尿病情報誌「Blauw(ブラウ)」にチームの取り組みが紹介される。

第25回熊本県国保地域医療学会にて学会発表

2021年10月

小国公立病院・臨床検査技師 有住将尚メンバーが、コロナ禍におけるチーム活動と未治療及び治療中断対策の実績を発表。

世界糖尿病デー企画 地元ケーブルTV番組制作

2021年11月

世界糖尿病デーにちなみ、健康維持のための外出に制限は無いことを周知する為、治療継続の重要性をケーブルTVで訴える番組を制作。

糖尿病について特別授業を小国中学校及び南小国中学校で実施

2022年11月~12月

中学2年生を対象に糖尿病についての特別授業を実施。講師は小国公立病院・臨床検査技師 有住将尚と小国町役場・栄養士 佐藤久美子 両メンバー

​世界糖尿病デー企画 地元ケーブルTV番組制作

2022年11月

世界糖尿病デーにちなみ、今回は栄養指導をテーマとした番組を制作。

​小国小学校6年生 糖尿病特別授業

2023年3月

​小国小学校6年生を対象とした糖尿病特別授業を実施。講師は小国公立病院・臨床検査技師の有住将尚メンバー。

​​4年ぶり開催の「ふくし夏まつり」にて無料血糖値測定会を実施。

2023年8月5日

4年ぶりに開催された「ふくし夏まつり」で無料血糖値測定会を実施した。約100名にご参加いただいた。

第27回熊本県国保地域医療学会にて学会発表

2023年10月

小国公立病院・臨床検査技師 有住将尚メンバーが、地域の中学2年生を対象にした特別授業について発表。

小国郷の小学校・中学校にて糖尿病について特別授業を実施

2023年12月~2024年3月

小国郷の小学6年生及び中学2年生を対象に糖尿病についての特別授業を実施。講師は小国公立病院・臨床検査技師:有住将尚 小国町役場・栄養士:佐藤久美子 保健師:後藤藍 南小国町役場・保健師:髙野さつき 

熊本糖尿病ネットワーク研究会 in 阿蘇圏域

2024年3月7日

パネルディスカッション 
南小国町役場・保健師:髙野さつき
パネリスト
​玉飼博之 宇都宮秋代 

ファイル

医療機関向け糖尿病情報誌
「Blauw(ブラウ)」13号

​2021年7月

ニプロ株式会社様発行の糖尿病情報誌
「Blauw(ブラウ)」の掲載内容

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小国郷糖尿病対策チームブルーのスタッフ

​職種を超えた役割の担当

リーダー

有住 将尚

小国公立病院 臨床検査技師 熊本地域糖尿病療養指導士
各メンバーが力を発揮できるように、チーム内の調整役を担う。

​主な活動

地域住民の糖尿病対策のため

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定例会

「DM熊友パス」を用いて、医療と行政で連携しながら糖尿病患者へのアプローチを毎月協議しています。

世界糖尿病デー

11月14日はインスリン発見者のバンティング博士の誕生日にちなんで、世界糖尿病デーとなっており、チームで啓発活動を実施しております。

糖尿病講習会

地域でのサロンにて、糖尿病に関する講習会を開催しております。

学会・研修会への発表や参加

チーム及びメンバーの知識向上・活動研究のフィードバックも欠かすことはできません。

お問い合わせ

阿蘇郡小国町宮原

0967463111

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